こんにちは、五足のわらじです。

DeNAが運営するキュレーションサイトが閉鎖に追い込まれた問題(いわゆるWELQ問題)は、私が以前から懸念していた問題がやっと表面化したかといった印象を持っています。

キュレーションサイトすべてが悪いわけではないのですが、キュレーションサイトの台頭により、安い単価のライティング案件があふれ、ライターの質が低下し、企業側もライター側も倫理観が欠如している例が多数見受けられるようになってきたからです。

私も15年以上にわたりオリジナルコンテンツを制作し発信し続けていますが、その間にコンテンツの内容を盗用された経験もあります。

最初のうちは腹立たしい気持ちもありましたが、「盗用されるということは、それだけ質の高いコンテンツを提供しているということだ」と自分に言い聞かせ、あまり気にしないようになりました。

コンテンツを制作するときに、何かを参考にすることは悪いことだとは思いませんが、私は、まず自分の知識や考え(自分で取材もします)で文章を作成し、あとでそこに誤りがないかをチェックするために他のサイトや書籍を参考にしています。

参考にする場合も、ひとつの情報だけではなく、いくつもの情報源を読み、そこから自分の中でしっかり理解を深め、改めて自分の言葉で文章を修正します。

ときには、他の多数の方の意見と違う見解になることもありますが、事実と異なることや他人に迷惑をかけるようなことでなければそのまま発信します。

そうでなければ、オリジナルの文章にはならないですし、自分が書いている意味がないと思うからです。

別の場所でオリジナルの情報を発信しているプロ意識のあるライターであれば、他人の情報を利用して執筆して報酬を得ようなんて考えないはずなんです。

こうやって倫理観とプライドを持ってライターをやっていると、執筆にとても時間がかかりますし、執筆できる案件も限られています。

自分がその分野に精通していなければそもそも書けませんからね。

ですから、私はライティングに関しては仕事を選んで受注しています。

1文字1円未満の単価の案件や自分の専門外の案件は、たとえ紹介を受けてもお断りしています。

これにはgoogle検索のアルゴリズムの問題も関わっていて、とても根の深い問題なのですが、企業やライターたちが倫理観をしっかり持つことで改善していくことだと信じています。

著者

五足のわらじ
五足のわらじ
在宅ワークを4つと、サラリーマンを1つ、合計五足のわらじを履いて走り回ってます⇒2017年7月より在宅ワークで独立しました

在宅ワークは、アフィリエイト、アプリ制作、LINEスタンプ・着せかえ制作、ライターの4つをやっていて、サラリーマンは辞めましたが、それに替えて法人化を目指して新規事業を立ち上げ中です。

自宅では、デザイン、コーディング、プログラミング、ライティング、写真、イラスト、アニメーション、音楽、マーケティングなど、ひとりですべて行っているマルチクリエイターです。
事務所では、単純作業からマネージャー職といった包括的な業務まで、幅広い分野の受託業務を行ってます。

もともと在宅ワークは副業でしたが、収入を普通のサラリーマン並みに増加させることができたので、いまは在宅ワークと事務所での受託業務のみで生活しています。

在宅ワークはすべて独学でやってきましたので、これから独学で在宅ワークを始めようと思っている方の参考になればと思ってブログを始めました。

いいことばかりじゃなくて、辛いことや失敗したことなども正直に書いていきますので、これから始めたいと思っている人もぜひ参考にしてください!